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道の駅 南信州とよおかマルシェの開設について

道の駅「南信州とよおかマルシェ」が道の駅に正式登録されました

平成29年12月15日、豊丘村役場内において、道の駅「南信州とよおかマルシェ」の登録証伝達式が行われました。
国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所の中平浩文所長から下平喜隆村長に登録証が手渡されました。

 平成30 年4 月の開業を目指し整備を進めている道の駅「南信州とよおかマルシェ」が、平成29 年11 月17 日、国土交通省の「道の駅」登録・案内要綱に基づき、第48 回登録申請において正式登録されました。
 「道の駅」は、今回、新たに17 箇所が登録され、全国で1,134 箇所、中部地方で129 箇所、長野県内で46 箇所となりました。
 今後も、村民の皆様をはじめ多くの皆様のご期待に沿えるよう、施設整備、開業に向けて準備を進めてまいります。
 ※中部地方(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県(南信地域))

 豊丘村プレスリリースPDFファイル(806KB)
 国土交通省プレスリリース
 中部の「道の駅」 国土交通省中部地方整備局
 国土交通省 中部地方整備局 飯田国道事務所

道の駅 南信州とよおかマルシェの【Facebookページ】を開設しました

 道の駅 南信州とよおかマルシェの Facebookページ を開設しています。道の駅の開設に向けた様々な情報を随時発信していますので、多くの皆さまに「コメント」「シェア」「いいね」をしていただけば幸いです。
 
  道の駅 南信州とよおかマルシェFacebookページ

「道の駅 南信州とよおかマルシェ」農産物直売所の出荷者募集開始!

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」農産物直売所へ出荷していただける出荷会員(生産者様)の本申込募集を開始しました。
 農産物直売所は、道の駅南信州とよおかマルシェにとって、非常に大切なメインの施設です。魅力ある施設にするためには、多くの皆さまが生産された多様な農産物等が欠かせません。
 地域の農産物を地元のお客様が買い支え、「作り手とお客様が笑顔になる。」そんな直売所を目指しています。そのためには多くの種類の農産物を出荷いただきたいと思っておりますので、皆さんが愛情をこめて作られた農産物をアピールするためにも、今から来春のオープンに向け準備をお願いします。
 出荷生産者として登録を希望される方は、以下の申込書類にご記入の上、豊丘村役場 産業建設課 商工林務係までご提出をお願いします。

 ① 募集要項PDFファイル(179KB)
 ② 出荷登録申込書・誓約書PDFファイル(62KB)
 ③ 生産出荷予定表(出荷本申込書と一緒にご提出ください)PDFファイル(41KB)

名称が「道の駅 南信州とよおかマルシェ」に決定しました

 「道の駅」への登録を目指している「村の駅とよおか(仮称)」の名称を公募した結果、193ものご応募をいただきました。多くの方からご応募をいただき、ありがとうございました。 選考会における厳正な審査の結果、以下の名称に決定しましたのでお知らせします。  
 なお、今後、国土交通省への登録手続きを進めていきますが、「道の駅」として正式登録されるまでは、仮称となります。(平成29年11月17日 正式登録となりました)
 
【名 称】道の駅 南信州とよおかマルシェ(仮称)
【命名者】宮下 淳 さん (高森町)

(ネーミングの理由)
 マルシェは、フランス語で”市場”を意味します。豊丘村を中心とした地域の食材が揃うこの「道の駅」を総称してマルシェと名付けたい。お客様も名前が覚えやすく、親しみをもって呼称出来るよう、通称 ”とよマル” とし、お年寄りから若い世代、女性にも受け入れやすく、全体として「柔らかい」感じで…
  「ほいじゃあ、”とよマル”に行っといなんよ。」「ご飯どこで食べる?」 → 「じゃあさー、”とよマル”にしよ!」と気軽に言ってもらえるような道の駅になればと思います。      

村の駅とよおか(仮称)決定プレスリリースPDFファイル(126KB)

「道の駅南信州とよおかマルシェ」スタッフ(レストラン運営管理者)募集

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」では、2018年(平成30年)開業に向け、レストラン運営管理者を募集します。

「道の駅南信州とよおかマルシェ(仮称)」パートスタッフ募集

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」では、2018年(平成30年)開業に向け、パートスタッフを募集します。

「道の駅南信州とよおかマルシェ」スタッフ(地域おこし協力隊員)募集

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」では、2018年(平成30年)開業に向け、開業準備、開業後の運営のスタッフを募集します。なお、今回は「地域おこし協力隊員」としての募集になりますので、現在、三大都市圏をはじめとする都市地域(詳細はお問い合わせください。これ以外の地域にお住まいの方でも応募可能な場合があります)に在住の方のみ応募可能です。
 なお、豊丘村民の方を対象とした募集は別途行います。

「道の駅 南信州とよおかマルシェ」のテナントが決まりました

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」へのテナント出店者募集については、平成28年8月10日をもって応募を締め切りました。選考の上、次の3事業者に特定しました。平成30年春のオープンに向け、これから準備を進めてまいります。

①株式会社 パルム豊丘
 【業種】日用品・食料品スーパー

②アルファーシステム販売株式会社(ランドリーポケット)
 【業種】衣類クリーニング

③株式会社はやし(フランボア)
 【業種】喫茶店・スイーツ販売

道の駅だより

 平成28年4月から村の駅開設の準備状況について住民の皆様へお伝えするため、毎月1回の村広報誌『広報とよおか』発行と合わせ『村の駅だより(道の駅の名称決定後は「道の駅だより」』を発行し、村内全世帯に配布しています。

これまでの経緯

豊丘村の概況

航空写真  豊丘村は、西側を中央アルプス、東側を南アルプスに囲まれた長野県の伊那谷南部(南信州地域)の飯田市近郊に位置し、天竜川が形成した“日本一”と言われる河岸段丘上に発達した農村です。中央自動車道松川ICと飯田ICのちょうど中間辺りに位置し、中央自動車道経由で名古屋まで2時間、東京まで3時間30分で到達できます。
 2027年の開業を目指し、東京-名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の建設が今後進められる予定であり、豊丘村中心部から車で15分程度の飯田市上郷地籍に「リニア長野県駅(仮称)」が設置されます。この「リニア長野県駅(仮称)」からは東京まで45分、名古屋まで27分で結ばれることになり、開業後は大都市圏との時間距離が劇的に短縮されます。

果樹が盛んな豊丘村の農業

りんご園  豊丘村の河岸段丘の中段地帯には農地造成により果樹団地が整備され、特にりんごの栽培が盛んです。西日を受け、高い技術により栽培されるりんごは品質が良いことで知られ、かつては大阪市場で「マル豊ブランド」として高値で取引されていました。
 りんごの他にも、梨、桃、ぶどう、柿など果樹を中心とした農業が盛んで、特に柿は干し柿に加工され、全国ブランドの“市田柿”として各地に出荷され、高級特産品として高値で販売されています。これらの豊富な果物を「ふるさと納税」の返礼品として用意させていただいたことで、全国の多くの方からご寄附をいただいています。
 豊丘村はこのように果樹農業が盛んな村ですが、近年、労働に見合う収入が得られないなどの理由から農業後継者が減少し、農業従事者の高齢化が進むとともに、耕作放棄された農地が増加し、これまで育んできた緑の織り成す美しい農地の景観を維持することが困難になっています。
 そこで、豊丘村ではかつての「豊丘ブランド」の再興を目指し、農業の6次産業化へ活路を求め、14年前に「だいち」「豊丘村農産物加工組合」を設立し(設立当初は任意団体、後にNPO法人化)、南信州地域の中でも先駆的に農業の6次産業化に取り組んできました。

NPOだいち

だいち  平成12年4月、農業を中心とした産業振興、地域活性化を担う施設として、豊丘村役場向かいに「交流センターだいち」が開設されました。設立時は任意団体「豊丘村産業振興組合」の拠点施設として、以下の業務を行ってきました。
・営農支援センター業務(農地流動化・集約化、遊休荒廃地対策)
・都市農村交流事業(都市部との交流事業、農家民泊の推進、都市部での外販)
・観光農業(果物狩り、竹の子狩り、各種オーナー事業)
・地産地消事業(農産物の学校給食提供)
です。
 この中でも、特に観光農業に関しては先駆的な取組みを行い、村内の農家と連携しながら、りんご、じゃがいも、さつまいもなどのオーナー制度、桃狩り・いちご狩りなどの果物狩り、村内竹林における竹の子狩り、(株)南信州観光公社を通じた都市部の中学生の農業体験の受入れ等を行ってきました。また、交流センターだいち建物内には簡単な直売所を開設し、農産物直売事業を実施してきました。
 こうした取組みの結果、収穫体験等を目的に、個人、バスツアーなど多くの観光客が豊丘村を訪れるようになりました。現在の都市部との経済的交流人口は年間約4万3千人にのぼります。
 事業の拡大とともに、平成19年10月に任意団体からNPO法人化して「NPOだいち」となり、現在に至っています。

NPO加工組合かあちゃんの店

かあちゃんの店  「自家用の余り野菜や格外農産物を有効活用したい」という村内の農家女性たちの思いから、「豊丘村農産物加工組合」が平成12年に設立されました。「豊丘村農産物加工組合」は村内で生産された“安心・安全な農産物”と“無添加”にこだわり、出荷できない格外農産物を活用して、味噌、ジュース、ジャム、漬物などの農産加工品の製造を行ってきました。
 発足当初は、村が建設した農産加工所で農産加工品の製造を行ってきましたが、売上が徐々に増加してきたこともあり、一般客への販路を広げる目的で、平成24年4月に役場前の空き店舗を改装し、直営店舗「かあちゃんのお店」をオープンしました。また、平成25年4月には任意団体からNPO法人化し「NPO加工組合かあちゃんの店」となり、現在に至っています。
 当加工組合が、10年余りの活動の中で培った農産物加工の技術は非常に高い水準にあり、特に雹害に遭ったりんごを有効活用し商品化した「りんごのコンポート(シロップ煮)」は、「平成25年度食アメニティコンテスト」において最優秀の「農林水産大臣賞」を受賞したほどで、村内外の学校給食にも使用されています。
 最近はアップルパイ、山葡萄マシュマロ、すあま等の菓子加工、餅加工、パン製造、弁当・オードブルなどの惣菜加工にも積極的に取り組み、現在の年間総売上は約3千万円にのぼります。しかし、当加工組合は農家の主婦のみで構成される組織であることから、営業の専任担当者を配置しておらず、商品のマーケティング、販路開拓の面が弱く、ポテンシャルの高い製品を製造しながら、ほとんどの製品が直営店舗での販売にとどまっている状況です。

「6次産業化プロジェクト」への取組み

 豊丘村では、農業後継者の減少により遊休荒廃農地が増える中、「NPOだいち」「NPO加工組合かあちゃんの店」を設立し、都市農村交流による観光体験農業、農産加工品製造といった6次産業化に取り組み、両法人の10年余の取組みの中で一定の成果をあげてきました。しかし、各法人がそれぞれ前述したような問題を抱えているほか、両法人間の連携が弱く、それぞれが単独で事業を行っているため、一体となった宣伝・PRがなされておらず、相乗効果が発揮できていないことが課題となっています。
 豊丘村では、この2法人の抱える問題点を認識した上で、今後のリニア中央新幹線開業、三遠南信自動車道開通を見据え、2012年に村内各団体の代表者や住民有志総勢40名で「6次産業化プロジェクト」(プロジェクトリーダー:豊丘村長)を立ち上げました。当プロジェクトでは、都市部の方に、豊丘村の誇る地域資源(河岸段丘上のすばらしい景観を楽しめる農地、おいしい果物、“おもてなし”の心を持つ村民の人柄など)を丸ごと楽しんいただける場所という意味の「村まるごと6次産業化」を目標に掲げ、「物」部会「事(コト)」部会「食」部会の3部会に分かれ、先進地の視察、村内資源の再発掘、村オリジナルのどんぶり「りん豚丼」の開発や市田柿のスイーツづくり、雑穀菓子の開発などの各種実践活動を行ってきました。
 それらの検討・実践の中で、豊丘村に欠けている部分として、せっかく農業体験等でお客さんが訪れてくれても、地元で獲れる新鮮な野菜、高品質な果物、畜産物等を購入できる農産物直売所がないこと、また地元の新鮮な農畜産物を素材とした食事を提供する食堂(レストラン)がない(特に昼間開いている店がない)ことが課題として挙がりました。
 特に農産物直売所に関しては、かつてJAの広域合併前は豊丘村内に果物の選果場があり、選果場内の直売所では、本村の特産であるりんご・桃・梨が選果場稼働期間の3ヶ月間だけで1億円以上の売上があった実績がありました。しかしながら、JA広域合併による選果場統合により果物選果場が松川町に移転してからは、豊丘村のおいしい果物を買いたくても買う場所がないことが指摘されています。

 この「6次産業化プロジェクト」の取組みの成果については、以下(チャレンジとよおか)に詳しく掲載されていますので、ご覧ください。

「村の駅とよおか(仮称)」の開設に向けて

 このように「6次産業化プロジェクト」で様々な実践活動・研究を行った結果、現在の豊丘村にはない、豊富な農産物を販売する農産物直売所、また新鮮な農産物を素材とした食事を提供する農家レストランが必要という結論になりました。
 そこで、農産物直売所、農家レストランに加え、当村が先駆的に取り組んできた観光体験農業の受付施設や農産物加工施設を備えた6次産業化の拠点施設「村の駅とよおか(仮称)」を開設し、これまでの取組みの成果である都市部との交流人口や高い農産物加工技術を生かし、相乗効果により効果的に運営することを目指します。 
 平成27年4月から、全国公募により、この「村の駅とよおか(仮称)」の開設準備及び開業後の事業運営を中心になって担う統括支配人が着任しました。統括支配人は「村の駅とよおか(仮称)開設準備委員会」の事務局の役割を担いながら、開設に向けた準備を進めています。
 開設準備委員会は、村内の農商工の各種団体(JA、商工会、金融機関、農業法人等)の代表者や村長推薦の女性委員で構成されており、月1回程度の会議を開催しながら、「村の駅とよおか(仮称)」の事業の検討、運営法人の設立、施設の設計等について検討しています。
 開設準備委員会には5つの専門部会(産地直売部門、農産物加工部門、都市農村交流部門、レストラン部門、法人設立部門)を設置し、開設準備委員はいずれかの専門部会に所属しながら、部門ごとの詳細な事業の検討に加わっていただいています。
 開設準備委員会と並行して村内の民間総合食料品スーパーとの協議を行う中、「狭い豊丘村の中で行政が農産物直売所を開設することで、民間のスーパーと競合し両者の経営に悪影響を及ぼす可能性が高い」ことから、「村の駅とよおか(仮称)」敷地内に村内の民間総合食料品スーパーを移転し、スーパーと一体的に整備することでプラスの相乗効果を目指すということで協議がまとまりました。
 総合食料品スーパーの移転により、この「村の駅とよおか(仮称)」を新たな“豊丘村のショッピングモール”としても機能させることで、農業だけでなく衰退を続ける村内商業の復活にもつなげていきたいと考えています。
 また「村の駅とよおか(仮称)」は、国土交通省の「道の駅」登録をすることを予定しています。(平成29年11月17日 道の駅「南信州とよおかマルシェ」として正式登録となりました)

住民の皆様等に対する説明会の資料

 住民の皆様向けの説明会の際に配布した資料を以下に掲載します。

農山漁村振興交付金(農山漁村活性化整備対策)を活用する「活性化計画」について

 「村の駅とよおか(仮称)」は道の駅としての整備を予定しています。道の駅は、道路施設の部分(駐車場、休憩施設、24時間利用可能なトイレ、情報提供施設)と、地域振興施設(農産物直売所、農家レストラン、農産物加工施設等)の2つで構成されますが、地域振興施設の整備の財源として、農林水産省の農山漁村振興交付金(農山漁村活性化整備対策)を活用する予定です。
 この農山漁村振興交付金(農山漁村活性化整備対策)を活用する活性化計画およびその添付書類を作成しましたので、以下のとおり公表します。

 平成28年度国の第2次補正予算(経済対策補正)の「中山間地域所得向上支援事業」に、29年度に実施予定だった地域連携販売力強化施設建設事業費の一部を振り替えて要望するため、28年10月に「農山漁村振興交付金(農山漁村活性化整備対策)事業実施計画」、「事前点検シート」を一部変更しました。

地方創生拠点整備交付金及び小さな拠点に資する事業を行う株式会社に対する投資促進税制を活用する「地域再生計画」について

 「道の駅 南信州とよおかマルシェ」は生活サービス機能を集約させた「小さな拠点」としての整備を予定しています。この「小さな拠点」の中の、生活基盤を整えるための商業施設の整備の財源として、地方創生拠点整備交付金を活用するとともに、この「小さな拠点」を運営する株式会社への投資を後押しするため、小さな拠点の形成に資する事業を行う株式会社に対する投資促進税制を活用する予定です。
 この地方創生拠点整備交付金等を活用する地域再生計画を作成しましたので、以下のとおり公表します。

小さな拠点形成事業を行う株式会社の要件を確認しました

 小さな拠点形成事業を行う株式会社の要件について、「株式会社 豊かな丘」から確認申請書の提出がありました。それに基づき、豊丘村長が申請内容を審査し、要件を満たしていることを確認しましたので公表します。

 公示第113号

 平成30年1月15日付け 地域再生法施行規則第25条第1項の規定に基づく確認申請について、地域再生法第16号の規定に基づき確認したので、地域再生法施行規則第24条第10項の規定により公示します。
 平成30年1月30日
 豊丘村長 下平喜隆
 
 申請者:株式会社 豊かな丘 代表取締役 菅沼康臣様
 確認書:告示第113号 確認書PDFファイル(111KB)

お問い合わせ先

産業振興課 商工林務係
電話:0265-35-9056
電子メール:syokorinmu@vill.nagano-toyooka.lg.jp

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豊丘村役場

〒399-3295 長野県下伊那郡豊丘村大字神稲3120

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