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ミヤマトサミズキ(まんさく科)

 暖帯植物で九州南部から中国、近畿、濃尾地方を経て木曽福島附近まで連続的に分布している。東海道方面は三河から進入し、豊丘村では虻川、芦部川、間沢川流域に育ち、間沢川流域が伊那谷の北限といわれている。繁殖が少ないので絶滅しないよう保護するために天然記念物として指定した。
ミヤマトサミズキは、まんさく科の灌木で、早春には他の花にさきがけて開花し、淡黄色の穂状花序をたらし、多数樹枝に懸垂する。果実には黒い光沢のある四個の種子が実り、庭木としても適している。

(平成元年4月 村文化財指定)

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