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泉龍院山門

 この山門は第二十六世快芳悦厳和尚の時文政元年戊寅(1818)11月建立された。間口7.2m、奥行6.3m、高さ12.8mの二層楼である。各礎石の上に十二本の丸柱を立て、大斗をのせ、三手先の斗組によって楼上の桁を受けている。二階の内陣は七畳敷で漆黒の須弥檀の上に、釈迦三尊、四天王、十六羅漢が安置されている。各柱の木鼻、虹梁(こうりょう)、軒の支輪二階正面、扉の袖等には、象、麒麟、唐獅子、唐草、竜と鳳凰、波と鶴亀、雲に鷹等精巧な彫刻があり、立川和四郎の弟子、小松松四郎の作といわれている。

(昭和57年12月 村文化財指定)

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