ホーム > 生涯学習・スポーツ > 豊丘村の文化財 > 古城(伴野城)跡
古城(伴野城)跡

知久氏は承久の乱(1221)の軍功で、知久郷の地頭請けをして築城した。伴野庄の地頭代をしていた伴野殿(氏)は、対抗してこの城も強固強化した。これ以降、戦いの時には知久殿(氏)と肩を並べて出陣していた。(結城合戦(ゆうきかっせん)等)。
本丸は東西約83m、南北約60mの方形の曲輪(くるわ)、出丸は東西約45m、南北約60mの三角形状の曲輪で、間の土塁の高さは約3mある。西下に幅6m長さ4~5m程の曲輪が付く。北西下約17mの所に300㎡程の三角状の曲輪がある。殿屋敷と一体となった城跡である。
(平成21年1月)