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三六災害伝承フォーラム
三六災害は名前の通り、昭和36年6月に飯田・下伊那地区を中心に起こった、集中豪雨による大災害です。死者・行方不明者136人、浸水戸数18,488戸、土砂崩れ10,000ヶ所以上というすさまじいものでした。当時小学一年生だった私も、家がまるごと氾濫した天竜川を流れていった様子を今でも鮮明に記憶しています。電気が止まってしまったので、実家の店で売っていたアイスクリームを、ちょうど避難させてもらっていた前吉川村長の家でお腹いっぱい食べてうれしかったことを覚えています。
想定外のことに備えておくことも行政の大切な仕事だと思います。それと、大災害発生に備え、住民皆で助け合う共助の精神を日頃から地域に育んでいくことが何よりも大切と考えます。
(平成23年6月4日記)