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議会第1回定例会

令和8年議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、何かとご多用のところ、全員のご出席をいただき、条例改正並びに令和8年度当初予算案などの重要案件についてご審議いただきますことに対し、深く感謝申し上げます。

竜神大橋の工事の進捗状況について申し上げます。いよいよ最後の国道153号への取り付け工事も始まり、令和8年度末、すなわち令和9年3月の供用開始に向けて順調に進んでいます。竜神大橋の完成で、喬木村・豊丘村の先人の英知によって、昭和63年から始まった竜東一貫道路の計画も足掛け40年をもって完結いたします。共に架橋実現のため要望活動を重ねていただいた喬木村・高森町の行政、議会、住民の方々には心からの感謝を申し上げます。
橋の完成により、北部地区全体、特に竜東地区には新しいフェイズの変化が起こりそうな予感を感じます。
さて、2月8日の衆議院選挙では、与党自由民主党が結党以来の316議席という大勝利を収め、比例区にあっては候補者が足りず、14議席も他党に譲る結果となりました。
初の女性宰相、高市早苗首相の人気もさることながら、新しい保守系の政党が乱立し、かつての革新系と言われた野党がことごとく凋落していく姿は、まさに亡くなった安倍首相が言われた戦後レジームからの脱却が始まり、政界の再編成につながっていくのだろうと推測されます。さらに、ウクライナ戦争のみならず、アメリカによるイラン、ベネズエラの斬首作戦の実行など、凄まじい速度でグローバリズムという世界の価値観が軍事力を誇示する大国によって書き換えられている現実を見れば、当然の選挙結果なのかもしれません。第2次高市内閣には国際ルールと国益に基づいた毅然たる姿勢で我が国を導いていただきたいものです。
まずは国民会議による議論の中で、インフレに追いつかない給与水準の国民に対しての、消費税減税、給付き税額控除、社会保険料の引き下げなど、有効で更には経済を刺激できる政策を打ち出して欲しいものです。
さて、少し視点を変えた話に移ります。リニア駅周辺整備基本構想の飯田市によるシンポジウムが開かれたそうです。リニア駅を7ヘクタールほどの広さの公園で取り囲むように整備し、木造の大屋根をいくつも配置して、市民やリニアによって訪れる人々の憩いの場を創出するという計画です。伊那谷にふさわしい雄大な計画だとは思います。
しかし、この計画には一つ大切な視点が欠落しています。リニア駅を普通に使う利用客の使い勝手です。
リニア中央新幹線が開業すれば、東京から45分、名古屋から25分とされるこの伊那谷は、普通に東京や名古屋に住むように暮らすことが可能となります。当然、通勤や通学にも利用する駅となり、さらには東京、名古屋間の運行が始まれば、名古屋より西へ向かう人や、セントレアを利用する人は松本、諏訪、上下伊那から飯田のリニア駅に向かうと予測されます。東京方面しかり、さらには逆の流れもあります。
そうなれば、大規模な駐車場やレンタカー、バスやタクシーも必要ですし、スムーズな乗り換えが乗降客どちらにも求められます。
残念ながらJR飯田線との結節もされていません。
駅前の公園は、開業後最も必要とされている2次交通への乗り換えの障害になるかも知れません。
地域公共交通の専門家の名古屋大学の加藤博和教授からも懸念が示されたと聞いています。
長野県の音頭取りで始まった飯田市・北部5町村の、国内大手開発業者なども交えてのサウンディング型市場調査による伊那谷開発のグランドデザインを待ってからでも遅くはないと考えます。
「事業の在り方は顧客のニーズが決める」、有名な経営学者ピーター・ドラッカーの言葉です。

さて、令和8年度の村の重点事業について申し上げます。
令和5年度からスタートした「第6次総合振興計画」の「施策の大綱」の10の基本目標で分類し、簡潔に報告させていただきますと、
(1)豊丘らしさを生かした産業振興においては、
・ライフライン等保全森林整備事業〔産業振興課〕
〇勝負平クラインガルテン運営事業と周辺環境の整備
〔産業振興課〕
〇営農支援センターだいち施設活用事業〔産業振興課〕
(2)若者の移住・定住促進では、
〇八王子宅地造成整備事業〔産業振興課〕
〇ゲストハウス井桁屋事業再構築〔産業振興課〕
(3)交流人口・関係人口の拡大には、
・観光地域づくり事業の推進〔産業振興課〕
(4)未来を担う子ども・若者の育成においては、
・こども家庭センター事業・子育て支援拠点事業の充実
〔子ども課〕
・保育施設・設備等保育環境の充実〔子ども課〕
・小中学校タブレット更新(2年計画2年目)〔教委事務局〕
・中学校部活動地域移行推進〔教委事務局〕
・南北小学校校旗更新〔教委事務局〕
○保育園プール日除け対策事業〔子ども課〕
○保育園非常通報装置設置〔子ども課〕
○神稲児童クラブ指導員拡充〔教委事務局〕
○学校給食費無償化事業〔教委事務局〕
(5)生涯を通じた学びと文化の創造・継承については、
・公民館・社会教育事業の充実
(SDGsの観点からの取組、地域学校協働活動の推進)
〔教委事務局〕
(6)誰もがいきいきと安心して暮らせる地域づくりに向けては、
・第10期介護保険事業計画策定〔健康福祉課〕
・地域包括ケアシステムの深化・推進〔健康福祉課〕
・特定健診未受診者対策・生活習慣病重症化予防
〔健康福祉課〕
・第8期障害福祉計画・第4期障害児計画策定〔健康福祉課〕
(7)安全・安心を守る基盤整備と体制強化は、
〇防災行政無線システム更新事業〔総務課〕
〇慈恵園体育館耐震改修補助〔総務課〕
〇てっぺん公園地下式貯水槽設置事業〔総務課〕
(8)快適かつ自然と共生した生活環境の整備では、
・太陽光発電・蓄電システム設置補助金〔建設環境課〕
・ごみ減量事業(家庭用生ごみ処理機補助金)〔建設環境課〕
・水道施設更新事業(伴野区)〔建設環境課〕
〇豊丘浄化センター長寿命化工事(汚泥脱水機更新)
詳細設計業務 〔建設環境課〕
〇新伴野配水池更新に伴う導・配水管耐震化事業 測量・
詳細設計業務 〔建設環境課〕
(9)コミュニティの強化と協働・連携の推進では、
・地域づくり・コミュニティ活動の推進〔総務課〕
〇林里会所耐震改修補助〔総務課〕
(10)戦略的なむらづくりの推進に向けては、
・自治体DXの推進(基幹系システム標準化)〔総務課〕
・ふるさと納税額の確保と返礼品の充実〔総務課〕
・リニア中央新幹線建設対策〔総務課〕
・税システムの標準化〔税務会計課〕
・戸籍への振り仮名記載〔税務会計課〕
〇財務会計システム電子決裁導入〔総務課〕
〇LGWAN系無線化事業〔総務課〕
〇Web口座振替受付サービス〔税務会計課〕
に取り組んでいきたいと思います。

さて、本日私から提案いたします案件は、条例案件7件、予算案件10件、一般案件1件であります。
条例案件では、保育園のこども誰でも通園制度と、勝負平クラインガルテン整備に関係した新規条例の制定、また、通常は6月議会に上程してきました国民健康保険税の税率改定を中心とした一部改正条例などを上程させていただきます。
令和7年度一般会計補正予算では、現時点での歳出過不足見込み額の減額や追加、また、ふるさと納税の歳入見込み額の増額、ふるさと納税の増額計上により、当初予算の財源不足を補うために取り崩しを予定した、公共施設等維持整備基金からの取り崩しを取り止めるよう、今回の補正予算で調整しました。
令和8年度当初予算における重点事業の内容は、先ほど触れたとおりであります。第6次豊丘村総合振興計画をベースとした着実な村政の推進のための事業費、また、防災行政無線システムの更新や、学校給食費の完全無償化対応に要する経費、道路・水路などのインフラの維持補修費などを計上し、一般会計の総額は、前年度比マイナス1億1千万円、率にしてマイナス1.9%の55億8千万円とする当初予算を編成したところですが、諸物価の高騰をはじめとした物件費の増額などにより、前年度に次ぐ過去2番目の予算規模となりました。

上程案件については、以上概要を申し上げましたが、詳細につきましては、副村長・担当課長よりご説明申し上げますので、ご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

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